StarwarsCelebrationJapan2025 Day3/2025年4月20日(日)午前11:30 - 午後12:30
ディズニー・エクスペリエンス:ウォルト・ディズニー・イマジニアリングと創るスター・ウォーズの世界
Disney Experiences: Building the Galaxy with Walt Disney Imagineering
"ウォルト・ディズニー・イマジニアリングのクリエイターたちが、世界中のディズニーパークでどのように「スター・ウォーズ」の世界を実現しているのかを語ります。 スター・ウォーズのプロジェクトやアトラクションの舞台裏を、開発者たちから直接聞くことのできる機会です。"(公式サイトより)
今回のSWCJでいちばん楽しみにしていたパネルです。開催場所はツインサンズステージ、一番小さい箱でした。
前説
11:30スタートのこのパネルですが、一般ゲストの入れ込みが始まったのは11:15くらい。結構ギリギリ。会場内では前説兼ウォーミングアップとしてディズニーカラオケチャレンジ(勝手に命名)が実施されました。歌詞を見ずに指定の曲を歌えれば景品ゲット!というものです。挙手制!!
全て海外ゲストの方が指名されていましたが、皆さん歌も踊りも超ハイレベル!!会場全体で大合唱してめちゃくちゃ盛り上がりました!!楽しい!
流れたのは
- Part of Your World
- I'll Make a Man Out of You
- Let It Go
- Supercalifragilisticexpialidocious
の4曲。突然これ流されても余裕で対応できる会場、さすがイマジニアリングパネル…!!!といったところでした!オタクしかいない。4曲目のお姉さんはSupercalifragilisticexpialidociousのBackwards部分も完璧にやっていてすごかった。
パネル本編
登壇者
- Asa Kalama(Walt Disney Imagineering)
- Anisha Deshmane(Walt Disney Imagineering)
- Michael Serna(Disney Live Entertainment)
- Matt Martin(Lucasfilm Ltd.)
モデレーター
Ashley Eckstein
最初は各パネリストが自分とSWとの出会いについて語ってくれました。
いかにスターツアーズに感動したか、トゥモローランドが大好きかを熱く語る様子に早くも泣きそうでした。この部屋にいる人みんな同じものが大好きなんだなという事実にめちゃくちゃ感動しました。
続いてスターツアーズアップデートのコーナー。正直海外組からすると周回遅れな話題ではあるので、気を遣ってかキャシアン・アンドー役ディエゴ・ルナからの動画メッセージが流れました。動画の中では「Here at Tokyo〜」との言及もあり、SWCJ用に撮影してくれたっぽいです。この動画公式にあがってるのかな??もう1回見たい。
その次はMillennium Falcon: Smugglers Runのターンです。開発画面見られるのはテンション上がる!!皆さん開発テスト乗車でひたすら乗っているらしく、「何回乗った??」「4digitで数えるのやめたよ」なんていう一幕も。
新しいルートのコンセプトアート紹介ではスタースピーダーへの言及もありました。
今回のイベントの新発表要素として、コルサントルートがあること、そしてアトラクションで「エンジニアポジション」を担当するゲストが行き先を決定でき、かつグローグーとのやりとりを行うことがアナウンスされました。また重要なポイントとして、映画のストーリーを単になぞるのではなく、ゲスト自身が自分のストーリーを体験することを重視しているとのコメントもありました。
アトラクションストーリーに関して、ゲストが行き先を決定できるシステムというのはもともとの旧スターツアーズ開発?アップデート?時にも構想としてはあったような…当時はそれを実現する技術がなくてあきらめたって話だったと思うんですけど、ようやく時代がそこに追いついたと思うとアツいですね。
このパネルはイマジニアリングだけでなく複数社の合同パネルなので、それぞれのセクションがどのように協働しているのかのお話もありました。さらにプリビズ動画も上映されて大興奮!!アトラクション制作の裏側をみることができて大満足です。
ここからはアトラクション以外のパーク情報のターン。ギャラクシーズエッジにルークが出たことや、夜のマッピングショー"Shadows of Memory: A Skywalker Saga"の紹介がありました。あと、花火"Fire of the Rising Moons"の曲の調整が大変だったこと、様々な既存楽曲からメロディーを引っ張ってきていることなどが語られました。TDLの音も入っていますよ、と言ってたけど絶対舞浜音感がないから分からないや…。このパネル、基本的にTDLの新情報が何もないのでイマジニアが埋め合わせのような小ネタを出してくる傾向がありますw
最後はお待ちかね、BDXドロイドです。東京ディズニーランドで活躍する様子もチラッと紹介されました。
ステージにもBDXドロイドが登場(絶対来ると思ってたw)。操作デバイスの画面や、感情や行動のトレーニングを行っている様子などが紹介されました。怒ると目が赤く光ります。
これはアシュリーエクスタインがBDXドロイドに「うちの子にならない!?」と勧誘している様子。
今回面白かったのが、BDXドロイドの操縦者がきっちり出てきて名前も紹介されたところです。パークでなるべく存在感を消すようにしているのとは対照的で、技術や裏側を見せるイマジニアリングパネルならではだなと感じました!!いいもの見た!!
最後に「イマジニアになる、あるいはILMやルーカスフィルムで働くには?そういう夢を持っている人に向けての一言」というテーマで登壇者からのメッセージがあり終了でした!が、ただでは終わらないこのパネル。終演後も登壇者がステージに残ってサインや撮影に応じたり、ゲストとハグやお話をしたりと最後まで熱気に満ち溢れていました。