第3四半期決算雑感/DPAの拡充余地はあとどのくらい?

2025年1月30日に出たOLC四半期決算関連の雑感です。入園者数が若干手堅い数値にとどまっていることに対して、運営側とマーケット側で温度差があるのかなという印象でした。株価もそんな感じ。

DPAを設定できるコンテンツの余地はあとどのくらい?

入園者数そのままで売上を増やす手っ取り早い方法がDPAの拡充なわけですが、既にアトラクション、ショー・パレードへの導入がある程度進んでいる中、拡大できる余地はあまり残っていないようにも見えます。アトラクションではプライオリティエントランスとして使えるような旧FPルートを持っている施設がそんなに多くないというハードルがあり…。ショー・パレードは座席数、開催回数が制約条件。

そして、あまりにも課金コンテンツが増えすぎると「そもそもこの1万円するパスポートってなんなんだよ」という不満が噴出してしまうので、ここから先は慎重な舵取りが求められる局面だろうなとみています。

余談ですが、私はパークの地面にDPAシールが貼られているのが景観的に最悪だと思っているので、シールを貼る系のヤツはもうやめてほしいとひそかに願っていますw

海外ゲストの取り込み…その先にあるものは

海外ゲスト比率は増加傾向で、会社としても重要な位置づけのようです。

Q14) 東京ディズニーリゾートの先行きを考えると、海外ゲストをいかに取り込んでいくかが重要になってくるという理解であっているのか。加えて、来期以降の入園者数を見据えたときには、海外ゲストおよびファンタジースプリングスへの需要を期待しているのか。
A14) 海外ゲストの取り込みは重要であると考えている。海外ゲストは平日にご来園していただけるという点で平準化の推進に寄与している。また、ゲスト 1 人当たり売上高については平均値よりも高いという傾向も直近の調査で出ているため、その点でも今後も重要なゲストとなってくる。

出典:2025年3月期第3四半期決算説明会質疑応答

実際パークに行くと海外ゲストの比率の高まりを感じます。先日ビビディバビディブティックに参加したら同じ時間帯に海外ゲストが2組体験されていて、こうしたプラスアルファのコンテンツも海外ゲストからの需要が旺盛なんだなと感じました。これは客単価上がるわ。

一方で少し気になるのはスポンサーたちの反応です。現在のTDRオフィシャルスポンサーは内需メインな企業が多いので、パーク内の海外ゲスト比率の高まりは広告宣伝効果の低下につながるととらえられてしまう懸念があります。各社年々広告費がシビアになっているご時世でもありますから、夏場の入園者数低下と合わせて海外ゲスト比率の今後の推移によってはスポンサー離脱の遠因になるかも…??パークの広告媒体としての価値が問われる局面が来そうな予感がしています。

クルーズの話

最近株主総会とか決算とかのちょっと後にクルーズの話する流れが多いなw