【感想】ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ feat. アラン・メンケン/2025年7月東京国際フォーラム

2025年7月開催、「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ feat. アラン・メンケン」のコンサートに行ってきました。私にとっては通算3回目の生アラン・メンケンです!

このコンサートは、アラン・メンケン本人のピアノ演奏と歌唱に加え、ブロードウェイで活躍する実力派キャストがディズニーの名曲を披露するという、大変豪華な構成が魅力です。そしてどの曲もディズニーの歴史に輝く名曲ばかり。金色と銀色のキラキラ紙しか入っていない折り紙セットみたいですね。2023年に開催された前回公演も非常に素晴らしかっただけに、短いスパンで再びこの特別なコンサートが開催されてとても嬉しいです。

youtu.be

第一部:アラン・メンケン本人が歌うアラン・メンケン楽曲

f:id:maihamaholiday:20250704181923j:image

公演が始まり、MCのハリー杉山さんの紹介に導かれ、ステージにアラン・メンケンが登場しました。客席からは割れんばかりの大きな拍手が送られ、会場全体が彼の登場を心待ちにしていたことが伺えました。

最初の1曲としてまず『アラジン』の「Prince Ali」が演奏され、「この曲はハワード・アッシュマンの病室で作られたものです」と曲の背景が語られました。前回同様今回も共同制作者とのエピソードや曲の背景を挟みながら演奏が続いていきます。

前回も感じたことですが、驚くのはアラン・メンケン本人の歌唱の輝きです。何度も聴き慣れた曲ばかりですが、最終的に映画で使われているバージョンとはまた違う、楽曲の根底にある素晴らしさを感じられて、最高の体験でした。原液で飲むタイプのアラン・メンケン。特に「アンダー・ザ・シー」では、曲が持つ明るさの中に潜んだ仄暗さや、生命の儚さがダイレクトに伝わってきて、思わず涙がこみ上げました。

途中のFriend Like Meでは観客に一部歌詞を歌ってもらうという試みもありました(ご本人いわく「A little Experiment」)。しかし、日本人観客にはハードルが高く、結果はなかなか悲惨なものでしたw無理だよw若干スベっているアラン・メンケンを見られたのは貴重な経験だったと言えるかもしれません。

最後には日本のファンに向けて、ということでコンパスオブユアハートが演奏されました。英語詞もまたいいですね。そして、観客に歌わせるなら絶対こっちだったと思う。

第二部:ブロードウェイ・スターが歌い継ぐ魔法

アラン・メンケンの深く、温かい楽曲の余韻が会場に残る中、ステージはブロードウェイのトップスターたちへと引き継がれました。スターたちが歌い上げるアラン・メンケン楽曲、そしてその他のディズニー・ブロードウェイナンバーは、どれも圧巻の一言。このレベルのパフォーマンスを日本で聴けるのは、本当にありがたいことですね。

途中のニュージーズのパートでは日本版初演キャストとして京本大我さんも登場。気づいたら歌いながら通路を歩いていてびっくりしました。このコンサートに来るとProud of your boyをたくさん浴びることができて嬉しいですね。

そして、今回はアナ雪パートが長めに取られていました。What do you know about love入れてくれてありがとう~!!!

youtu.be

全体を通して一番印象に残っているのは、マイケル・ジェームズ・スコットさんの「Friend Like Me」!京本さんもコメントされていましたが、彼が持つ「場を掌握するパワー」は本当にすごかった。彼がステージに現れた瞬間から、その場の空気が一変するような感覚を覚えました。

最新ミュージカル「ヘラクレス」をはじめ、まだまだ新しいプロジェクトが進行中ということで、コンサートの中でも将来への期待を感じられるコメントが多数ありました。またこうした形で、日本でもその一端に触れることができたらいいなと心から願っています。